保育理念
家庭や地域社会との連帯を密にして家庭教育の補完を行い、子どもが健康・安全で情緒の安定した生活ができる環境の下で、自己を充分に発揮しながら活動できるようにして、健全な心身の発達を助長する。
共に学びあうこども園
子どもを囲む全ての大人の愛情と叡智と良識を持って子どもを理解し子どもにふさわしい生存と人権がよく守られた安定した生活をめざし、共に学びあう。
子どもを大切にするこども園
建園の精神である仏教に学び、子どもはみんな仏の子という視座に立ち、仏の子どもを育てる喜びと意志、使命感に生きる。
地域にやさしいこども園
いたわりとやさしさにあふれて高々しい未来は、未来に生きる子どもが今をいきいきと生きる事で現実のものとなる。地域に最も身近な社会施設としての役割をよく認識して、こども園を核としたネットワークを活用して、地域に開かれた地域にやさしいこども園を目指す。
保育目標
円乗寺こども園は、ほとけさまのやさしい心(慈悲)をお手本に、ひとりひとりのいのちを大切にする「まことの保育」を実践しています。人間としての基礎が培われる大切な乳幼児期に心身の調和的発達と基本的な生活習慣の定着を図り、毎日の生活の中で「生きる力」をつけることを目標にしています。
- ほとけさまをおがむ子 「強く明るく素直な心をそなえた子を育てる」
- ありがとうのいえる子 「感謝と反省のできる子に育てる」
- よく聞く子 「聞く態度を身につけ、よく考えて行動できる子に育てる」
- なかよくする子 「互いに助け合い、元気いっぱいあそべる子に育てる」
育ちあう心
人が育つということは心が育つということです。みほとけさまに手を合わせ、見守られている安心感の中に、生かされているいのちを喜び、思いやりのある心を育んでいきます。
自然とのふれあい
園には子どもたちが思いきりあそべる自然豊かな園庭があります。また近所には草むらや田んぼなど季節を感じる環境があります。身近な自然とふれあうことで伸びていく子どもたちの好奇心や探究心を大切にしたいと考えています。
食育への取り組み
食べることは生きること。さまざまないのちをいただいて生きていることを知り、感謝していただくことを学びます。お米づくり、野菜づくり、クッキング、手づくりおやつなど、食育に力をいれています。
自らあそぶ
(主体的・創造的な遊び)
夢中になっていっぱいあそぶこと。それは子どもにとって何よりもしあわせな時間です。園では子どもたちが自らあそびを考え創り出すための環境を整え、自分のしたいこと、できることを、自分でしようとする力を育みます。
絵本にしたしむ
絵本でであう美しい絵と楽しい物語は子どもたちの感性を豊かに育んでくれます。厳選された絵本の読み聞かせは、安らぎと愛情に満ちた世界(ひととき)です。
保育実施の基本
親鸞聖人ご幼少像「松若丸様」
- 認定こども園教育・保育要領に学び、保育の材料や環境の構成を研究・吟味して子どもの生活や遊びを豊かにする。
- 全ての命の尊さを教えてくださる仏様の慈悲心に学び、生活や遊びのなかでいたわりの心や共感性の育ちを助長する。